【星砂・太陽の砂・土星の砂・人魚の銅貨】はて(・・?貴方はどれをご存知ですか!

星砂

沖縄のお土産で『幸せを招く愛の星砂』と言う、
可愛らしい星の形をした【星砂(star sand)】がありますよね(*^_^*)
私も大き目の瓶に入ったお土産を頂いて持っているのですが♪

これは“砂”では無くて“生き物”なんですね(@_@。

今日はそんな不思議満載の“星砂=有孔虫”について書いてみます。

【星砂】ってなんでしょう(?_?)

星砂

先程も書いた様に“星砂”は砂ではありません?!
正確に言えば“有孔虫”と言う生物の亡くなった後の殻なんです(@_@。
ビックリですよね!、あんなに小さな砂粒の様な星の形をした物が、生きて動いてたんですよ!!!
何だか、自然でホント愛おしいですね(*^_^*)
さて、
星砂は生物の分類で言えば『原生生物界の有孔虫(ゆうこうちゅう)目』に属します!
つまり・・動物界や植物界でもナイ!原生生物界!・・『原始的な生物』って、事です(^^ゞ
もっと言えば、原生生物であるアメーバの仲間でたった一つの細胞からなる、殻をかぶった単細胞生物となります。

【有孔虫】について

では“有孔虫”とはどんな生物でしょうか(・・?
有孔虫は小さな微生物で大きさは0.1~1mmと非常に小さいものが多いのですが、
星砂や太陽砂と呼ばれるものは、大きさが1㎜を超える大型の部類にはいります。
(大型のものでは5cmに達するものもあります)
現在では4000種程が生きており、化石を含めると35,000種以上にもなるそうです(@_@。
生息場所は殆どが海に住んでおり、
海中を漂う“浮遊性有孔虫”と海草や石に付着したり海底で暮らす“底生有孔虫”の2種類に大別されます。
有孔虫の孔は穴という意味で、文字通り沢山の“穴”のあいた殻を持ちます、
この穴から糸状の足を出して、移動したり体を固定したりしますφ(..)メモメモ

【星砂を構成する有孔虫】について

星砂の元となる大型の有孔虫の分布は温暖な海域に限られ、
熱帯性のサンゴ礁が広がる地域に分布し、日本では八重山諸島に分布します。
これらの個体は光が届く浅場の海藻に付着、摂食をしながら生きていますが
“珊瑚”と同じく、エネルギー収支としては“共生藻”の光合成産物に依存する割合が高いのだそうです。
つまり!
星砂を構成する有孔虫たちは“宿主”として共生藻(藻類)を住まわしています^^;
そして、共生藻の光合成によって作られた産物を食べて成長し、炭酸カルシウムの殻を作りあげていきます。
繁殖期には
殻の中で身体が細かく分かれ、それぞれが小さな殻を作って親の殻から出てくるそうです。
そして、親は浜辺の“星砂”となります。
なんとも、切ない小さな生物の物語です(T_T)
又、
現在は乱獲によって、集中的に堆積した場所は減りつつあるそうで
昔は星砂で敷き詰められた浜も、今では一つ一つ見つけるのも難しいとか・・・。
星砂は一体につき、700程の個体を生みます。
この膨大な数が蓄積されて星砂の浜は形成されています、
ですから、
一人ひとりが自分で集めれる程度、楽しめる程度、お持ち帰りをしたところで
此れほど急激な減り方はしないでしょう。
『星砂は売れる!お金になる!』=『トラックいっぱい持って行く!!』
なんて馬鹿げた事を!!!!欲深いにも程があります!!!!!
星砂が減ると言うことは星砂の浜が減ると言うことです、
それは、そこに住む生き物たちに多大な影響を与え兼ねません。

【乱獲】は星砂に限った事ではありません(T_T)
自然に対する人の行い(乱獲)は余りにも酷過ぎます!!
その結果【自然破壊】【資源の枯渇】【異常気象】何一つ!
良い事なんて、ありません(>_<)
全て、我が身に、何の落ち度も無い子供達に、苦しみとなって降り注ぎます(/_;)

沖縄には『海の大蛇に食べられた星の子達の骨が流れ着いた』と言う星砂の悲しい民話があるそうです。
この美しい海と星砂の浜辺に
これ以上悲しい物語を作らないようにしたいものです。

有孔虫【星砂・太陽の砂・土星の砂・人魚の銅貨】について
星砂を形成する有孔虫には下記のものが含まれています。
※写真は昔頂いた、星砂の中から見つけ出したものです(^^ゞ

【ホシズナ(星砂)】バキュロジプシナ

星砂

大きさ:1~2mm程
殻は先端が尖った突起を持っており、星を想起させる形状をしています。
寿命は1.5年程と言われています。
繁殖期に一体から生まれる幼生は平均769個体だそうです(@_@。

【タイヨウノスナ(太陽の砂)】カルカリナ

太陽の砂

大きさ:1~3mm程
中央部が球に近く、突起の先端が丸みを帯びている事から太陽の砂と呼ばれます。
星の砂の大部分を占める有孔虫です。

【ゼニイシ(人魚の銅貨)】マーギノポラ

人魚の銅貨

殻直径:~1cm程
成熟個体の直径が1cmを超える事もある大型種
扁平な円盤状の形態から銭石の名があります。

【ドセイノスナ(土星の砂)】Amphistegina

土星の砂

殻直径:~1mm程
そろばん玉の様な形態をしていて、土星の様に見えます。

以上で、星砂の紹介を終わりま~す(#^.^#)

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