ウニ・タコノマクラなどの紹介

ウニ

【ウニ・タコノマクラ・カシパン】などは
自然貝の欠片(素材)ではちょっと異質(?_?)な存在かもしれませんね(^^ゞ
しかし、とても興味深い存在であることは確かです!!
貴方もきっと、この不思議な生き物たち“欠片”に魅せられますよ(#^.^#)

棘皮動物

と、言うことで此方では棘皮動物の仲間【ウニ・タコノマクラなど】の紹介をしていきますね!

 

【棘皮動物】

これは、生物の分類上の一門で
【ウミユリ綱・ヒトデ綱・クモヒトデ綱・ウニ綱・ナマコ綱】
の5つのグループの総称なんです。
これらは“全て海産”で世界に“約7350種”が知られているそうです。

グループと言ってもどれも似てない様な感じはしますが・・・
ちゃんと共通点があって、その共通の特徴がとっても不思議な生き物なんです!!

ちなみに『棘皮動物』という名前は
ギリシャ語由来のラテン語を直訳したもので“echinoderm”とは
echinos(とげのある) derma(皮膚)の意味だそうで
その名が示す通り、元来ウニを対象としてつけられた名称だそうですφ(..)メモメモ
ですが、ヒトデやナマコなど、トゲをもたない動物も棘皮動物に含まれます。

【“棘皮動物”共通の特徴】

棘皮動物に含まれる動物は、動物界全体から見ても特異な構造を持っています!

●体は球形・円板形・円筒形・星形などで『5方向に放射相称示』します。
例えば、ヒトデは5本の腕を持ち、タコノマクラも五つの花びら模様を持つ、ウミシダは腕の数が基本的に5の倍数など、基本的に中心から5方向に放射状に伸びた作りをしています。
つまり基本は5角形と言う事ですね(^^ゞ
『キャッチ結合組織』
棘皮動物の体は炭酸カルシウムで出来た小さな骨に包まれていて、
骨と骨どうしは、硬さを変えることができる特殊な結合組織でつながっています。
つまり、瞬時に硬さが変わる結合組織を持っている小さな骨片を、
つづり合わせた殻を身にまとう事で筋肉に頼らずに自由に変形したり、
体の硬さを変える事が出来るそうです(^^ゞ
『再生力が強い』ものが多い事でも知られています。
ヒトデやクモヒトデなどは胴体部が引き裂かれても再生し、分断すると二匹になります(@_@。
ヒトデでは腕だけからも本体が再生されるものもあります(@_@。
ナマコは強く刺激すると内臓を体外に放出するものもいます、これも再生します(@_@。

と、大まかな特徴ですが、下記にもう少し詳しく記していきますね♪

【棘皮動物5つのグループ】

●ウニ綱

ウニ

ウニ類は、ボールの様な球形から半球形や平板型などの殻をもち、その周囲は沢山の棘で覆われています。
体の下面中央に口があり、口の内部には「アリストテレスの提灯(ランタン)」と呼ばれるウニの咀嚼器があります。
口には5本の鋭い歯を持ち、これを用いて海草などを食べます。
ウニ類には他の棘皮動物の多くに見られる腕は全く存在せず、棘と管足を用いて海底を移動します。
又、中にはガンガゼやラッパウニのように毒を持つものもいます(>_<)

●ヒトデ綱

ヒトデ

ヒトデ類は、中央の五角形をした体から5本(50本の腕を備える種も存在)の太い腕が放射状にでる典型的な星型をした棘皮動物です。
この腕を使って自由に移動し、下面中央には口があり、肉食で貝や死んだ魚などを食べます。
ヒトデ類は再生能力が高いことでも有名で、腕の一本ぐらいは簡単に再生するそうです(@_@。
又、真っ二つになっても再生し、その場合には2匹になるなど、
自発的に体部を分断し、各分体を再生させることにより増殖(分裂・自切)する種も存在するとか(@_@;)

●ウミユリ綱

ウミユリ類は、形状が植物のユリに似ていることから名付けられたそうです!
基本的な姿は、ちょうど一輪だけ花をつけたユリの様で、(@_@。
棘皮動物の祖先に最も近い構造をもちます。“ウミユリ類”は現在では深海にしか見られません。
体制はその名の通り植物に似た茎のような構造を持ち、体の上側に口と肛門が隣接しています^^;
放射状の5本の腕を持ち(ただし多くは腕が分岐し5本以上の腕を持っているように見えます)
腕と呼ばれる花びらにあたる部分を広げ海中を浮遊し、食物を捕らえます。
多くの種が固着生活をしていますが、茎を引きずって腕による移動は可能との事です(@_@。
又、同じ仲間のウミシダ類(羽根のような枝を多数持ちます)は浅海にも分布し、
成体になると茎を切り離し、自由生活を送るようになります(@_@。
ウミユリ類も他の棘皮動物と同様に再生能力が非常に高く、腕はちぎれても再生をします(@_@;)

●ナマコ綱

ナマコ類は前後に細長く、円筒状の形状をしています。
体の基本構造は棘皮動物に共通し、ナマコを輪切りにすると、五角形(五放射相称)をしています(@_@。
ナマコには殻が見あたりませんが、骨格の発達は悪く細かな骨片として体壁に散らばっているそうです(@_@;)
なのでナマコは骨格を持たない為、体表が刺や硬い殻ではなく、比較的柔軟な体壁に覆われていることもナマコの特徴ですが、
体壁はその硬さを大きく変化させることができるので、硬質ゴムの様に硬くもなり、つかんだ指の間から流れそうなほど柔らかくなることもあるそうです(@_@;)
又、ナマコ類も再生力が強く、特殊な性質として、敵の攻撃を受けると内臓を放出するものもおり、吐き出した内臓は1~3ヶ月ほどで再生されるそうです。(@_@;)
最大級のナマコはクレナイオオイカリナマコで体長4.5m・直径10cmに達するそうです(@_@;)

●クモヒトデ綱

クモヒトデ綱の生体構造は、中央の盤に結合した5つの腕と言う様に、なり明確に五つの対称軸(五放射相称)を持ちます。
腕の長さが60cmに達する種類もおり、柔軟な腕を足として使い、海底をはって移動します。
クモヒトデ類もすべての腕が同時に失われた場合を除き、急速に腕を再生できます(@_@。

以上がとっても不思議な【棘皮動物】の説明です。

 

 

引き続き(´艸`*)

ちょっと変わったカケラをご紹介致します(#^.^#)

まずは「蛸の枕・菓子パン・ブンブクチャガマ」と聞いて何だと思いますか(・・?

タコが使う枕?パン?昔話のタヌキ?・・・何のことか解らないですよね(汗

実はこれ、ある生き物の名前なんです!!

答えは『棘皮動物 (きょくひどうぶつ)のウニ』の仲間です。

何とも、へんてこりんな名前ばかりですが、この生き物たちはとって素敵な模様を体に持っているんですよ♪

その中の「タコノマクラ」について紹介しますね(*^^)v

タコノマクラ

タコノマクラはウニの仲間で不正型ウニの仲間になります。

ちゃんと短い棘があり砂や泥の中で潜って、海草や微生物を食べ生活をしています。

この不正型ウニの特徴として“5弁の花びら模様があり、初めて見られる方は自然の不思議さにきっと感動されますヨ!!

日本では十数種類ほど知られており、砂地などに打ち上げられている事があります。

亡くなって殻だけになった状態は白く陶器の様で、海のカケラとして飾りや雑貨作りにつかいます。

ちなみに下記のタコノマクラは和歌山で見つけたものです!

表面は小さな棘で覆われていて、ずっしりと重く5枚の花びら模様があります!可愛いですよね(#^.^#)

タコノマクラ タコノマクラ タコノマクラ

少し写真を撮らせて頂いてから、海に返したのですが無事だったかな~(^^)

ちなみに、カシパン?!の仲間で「ミニシービスケット(sea biscuitmini)」の写真も載せておきますね。

ryuboku-seapiece8 CA310006 CA310008

こちらは大きさ3cm前後、小さくてとても可愛いです♪

小さいながらも、しっかりと厚みもあり特徴のお花模様もしっかりあります。

『タコノマクラ(蛸の枕)』についてですφ(..)メモメモ

棘皮動物門・ウニ綱・タコノマクラ科

「分布・生息場所」
房総半島相模湾~本州(和歌山県・福井県)四国(高知県沖ノ島)九州沿岸に分布。
水深3m位の浅せ~20m位の砂底や砂泥底に生息する。

「特徴・生態」
殻の長径は約10cm強程・高さは約3cm程。
全体に褐色で花紋部は黒褐色。
体は楕円形で平たく丸味を帯びた長五角形、中心部がせり上がった山型。
殻は分厚く全面に長さ1mm程の褐色の短い棘で覆われています。
傷付いたり日光にさらすと緑色に変化します。

上面には花びらの様な模様が5個あり、そのうち前方に向かっている一つの花びらだけ先端が開いています。
花びらの中心部分の小さな5つの孔が生殖孔で、腹面の中央の深くくぼんだ孔が口、端っこの孔が排泄孔。

タコノマクラ類やカシパンウニ類などの非正型ウニ類は砂泥底仁多く見られ、砂の上の海藻や微生物などを摂取しています。
上部には砂粒や海藻、貝殻などをくっつけてカモフラージュします。
また、この手のウニとしては珍しく岩場を這い上がることができるそうです(@_@;)。
傷付いたり死んだりすると赤褐色から緑色に変わる。
産卵期は7月~8月です。

と、色々調べた結果ですが、その生態については解明されていない部分が多いとの事でした。

と言う事で、今日は不思議なカケラ「タコノマクラ」をご紹介致しました。

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モビール

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