こんにちはポケ海ハンドメイド協会の岡澤です💛
今日は貝殻🐚のお話です(^-^)
貝を知らない人でも『タカラガイ』は知っていると言う方は多いのではないでしょうか!
【 目 次 】
タカラガイ(宝貝)』とは
タカラガイ(宝貝)はタカラガイ科の巻貝の総称
古くから、タカラガイは豊産、繁栄、再生、富などを象徴し通貨や装身具、儀式的として用いられてきました。
ご存知の方も多いと思いますが『貝貨(貝殻を用いた貨幣)』として広い地域で用いられていたのが、キイロダカラ(写真上)やハナビラダカラ(写真下)と言ったタカラガイです。
貝収集家の中でもタカラガイ類やイモガイ類はとても人気のある貝です。
ポケ海メンバーの中にも、ポケ海でタカラガイのアクセサリーを作ってから超度ハマリになった講師さんもいます💦
それぐらいコロンとしたフォームと光沢の美しい可愛らしい貝殻なんです🐚
タカラガイの不思議(・・?
ところで皆さんは『タカラガイがあれほどまで美しい光沢を出せているのは何故か?』ご存知ですか!??
普通貝は特に大きなものなどはフジツボやコケムシなどが付着して虫食い状態になりやすいです。
でもタカラガイがその様な状態になっているのを見た事があるでしょうか??
『タカラガイが美しい状態を保てている秘密』
実はタカラガイが美しい光沢を持っている秘密は生態にあります(^^ゞ
普通、貝は貝殻の中にヤドカリの様に身を潜めています。
でもタカラガイはその逆(@_@;)なんですね💦
タカラガイの殻は外套膜に覆われているため、貝殻そのものは見えない状態なんです!
う~ん、▼見た目はウミウシのようなので知らない人は一目見てそれがタカラガイとは気づかないかと思います(^^ゞ
そして
外套膜は炭酸カルシウムを分泌して貝殻を形成しているので殻の光沢を保ち美しい状態が保てているんです✨まるで真珠が出来る過程の様でしょ♥
浜辺に打ち上げられたタカラガイ
でもその美しいタカラガイも死んでしまうと、途端に劣化が始まります(/o\)
コロンと卵のような外見とピカピカの美しいタカラガイですが、浜辺に打ち上げられるころには美しい光沢は殆ど無くなっています。
▼この様に美しい状態のまま打ち上げられている物もありますが、それでも光沢はほぼ無いですよね💦
更に残念な事に!!
▼多くは、劣化し白化していたり、欠けていたり割れていたりします。
本来ならその美しい光沢と可愛らしいフォルムで人気もあり、飾っているだけでも絵になる貝殻なだけに、この姿はさすがに残念過ぎます(ノД`)・゜・。
劣化したタカラガイ🐚の使い方?!
この様な、劣化したままのタカラガイで作品を作っても綺麗な作品になりません(>_<)
では、割れたり劣化したタカラガイはもう『海素材』として使えないのでしょうか?!
『いいえ!!』ちゃんと処理をしたり、使い方によっては割れていても白くなっていても使う事が出来ます!!
と言う事でここでは『白くなったり劣化しているタカラガイ』の使い方を紹介しておきますね♥
『タカラガイを綺麗にする方法🐚』
①劣化したタカラガイをアクセサリーに使う場合、ザラついた外見をペーパーなどヤスリを使って磨き綺麗にしてあげます。
②磨く事で綺麗になれば穴を開けてそのままアクセサリーにする事が出来ます。
ですが!劣化がひどく磨いたけど無理な場合💦簡単に使える様にするには!!
③磨いてもどうしてもザラつきが消せない場合はレジンでコーティングしてあげるだけで綺麗で可愛いアクセサリーにする事が出来ます。
これらの事をするだけでも劣化したタカラガイも海素材として、アクセサリーに使えることが出来ます🐚
タカラガイのアクセサリー作りを覚えませんか?!
実はタカラガイは普通の巻貝とは少し違った構造をしています!!
その為、穴を開ける箇所にも気を付ける必要があります。
ただ作るのではなく貝の構造や使い方も同時に学ぶ事で作品の幅やクオリティは上がります。
その為に、ポケ海の初級コースではタカラガイの構造を覚える為『タカラガイの穴あけ~アクセサリー作り』まで、覚えて頂ける↓作品も教えています。
この様に人気のタカラガイの使い方やアクセサリー作りを覚える講座がポケ海にはあります♥
それが↓↓↓
初心者さんでも安心して学べる初級の分割コースの中の『ミニルーターコース!』です(´艸`*)
『ミニルーターで作る海アクセサリーコース』では!
貝殻やシーグラス、シー陶器、そしてタカラガイなどの海素材を活用する為のミニルーターでの穴あけや形の加工まで学ぶ事が出来ます。
更に初心者さんが困らない様に工具や材料も全てセットになっていますので気軽に参加頂けます。
以上で本日は終わります(´艸`*)
次回は『割れたタカラガイ』も、こんな素敵な作品に変身します🐚を見てね!!